例えば、当事務所が取り扱った事例についてお話しします。
(具体的なデータについては、守秘義務の関係もあり記載致しません)
ある地域で、土地・建物等を併せた資産が1億を超え、20筆以上の土地・家屋を所有する方の公正証書遺言を作成させていただきました。
その際にかかった費用(公証人役場にお支払いする費用)が、およそ13万円。
さらに、当事務所の作成費用(書類取得・出張費・証人手数料・相談料その他)が約13万、戸籍の全部事項証明、土地・建物の全部事項証明の取得実費が1万円強(土地・建物の全部事項証明は、当事務所の場合、原則オンラインで取得しますので、通常のように窓口で取得する場合と比べると、約半額の費用で取得できます)含めると、およそ27万円の費用がかかる計算となります。
このように、資産を有する方ほど、遺言作成には多くの費用がかかることになります。
一方、こちらは書籍からのデータですが、計算の例として
相続人1人に価額3000万円の財産を相続させる場合、
公証人手数料2万3千円、遺言手数料1万1千円、用紙代3,000円程度
計3万7千円程度
相続人2人にそれぞれ4000万円ずつ相続させる場合、
公証人手数料2万9千円×2で5万8千円、遺言手数料1万1千円、用紙代3千円
計7万2千円程度となります。
公証人の費用については、公証人手数料・遺言手数料・用紙代・証人への謝礼等がかかるため、一概に費用がいくらかかるとは言いにくい点があります。
また、地域により証人への謝礼が違う場合もあります。高いところでは、1人1万5千円を超える地域もあるとのこと。
しかし、島根県東部の場合は3,000円〜5,000円、専門家を依頼した場合でも1万円〜と、比較的安いです。
公証人手数料の計算については、下記のホームページをご覧ください。
http://www.koshonin.gr.jp/hi.html
そのほかの価額は、以下の通りです。
(公証人連合会のホームページより引用)
| (目的の価額) | (手数料) |
|---|---|
| 100万円以下 | 5000円 |
| 100万円を超え200万円以下 | 7000円 |
| 200万円を超え500万円以下 | 11000円 |
| 500万円を超え1000万円以下 | 17000円 |
| 1000万円を超え3000万円以下 | 23000円 |
| 3000万円を超え5000万円以下 | 29000円 |
| 5000万円を超え1億円以下 | 43000円 |
| 1億円を超え3億円以下 | 4万3000円に5000万円までごとに1万 3000円を加算 |
| 3億円を超え10億円以下 | 9万5000円に5000万円までごとに1万 1000円を加算 |
| 10億円を超える場合 | 24万9000円に5000万円までごとに8000 円を加算 |



