こんにちは!いずもです!
うちはイタチ(以下イタチ)はアニメ(マンガ)「NARUTO」の登場人物の一人です。たくさんのキャラクターが登場する本作ですが、その中でもイタチはストーリーの全体を通しても重要な立ち位置にいる登場人物だといえます。
また、本作の登場人物の人気ランキングや強さランキングでも上位にいることが多く、絶大な人気を誇っています。主役級の存在といっても過言ではなく、とにかくかっこいいのです!
この記事では、イタチがかっこいいといわれる理由や読者からの人気が高い理由について解説していきます。
もくじ
うちはイタチの人物像
まずは、イタチのプロフィールを紹介していきます。大きく2つに分けてお伝えしたいのですが、1つはイタチの生い立ち。もう1つはうちはイタチが死んでから語られた「イタチの真実」についてです。
うちはイタチの生い立ち
イタチは木の葉隠れの里の「うちは一族」の出身。主人公のうずまきナルト(以下ナルト)のライバルであるうちはサスケ(以下サスケ)は、イタチの実弟です。
4歳の頃に第三次忍界対戦を経験したことから、人一倍平和を望み成長していきます。うちは一族の中でもかなり優秀な人物であり、7歳で忍者学校を主席で卒業、8歳で写輪眼を開眼、10歳で中忍昇格、13歳で暗部の部隊長を勤めています。
うちはサスケとの関係
序盤のストーリーでは、イタチはサスケにとって復讐する相手として描かれているのですが、最初は非常に仲が良い兄弟でした。
サスケはまだまだ幼かったせいか、里の状況やイタチが置かれている立場が分かっていません。親友の死、里の上層部とうちは一族の対立など数々の問題を一人で抱えていました。里とうちは一族の二重スパイとして板挟みとなり、苦悩の日々を送っていたのです。
そして、ついに事件が起きてしまいます。
うちは一族抹殺事件
時間が経過するにつれて里の上層部とうちは一族の亀裂はどんどん深刻に。もはや一触即発状態で、誰も止められない状況になってしまいます。
そんなさなか、イタチは里の上層部の1人である志村ダンゾウ(以下ダンゾウ)に呼び出され、もう流れを止められなさそうだから選択をしろと言われます。
1つはうちは一族の抹殺。そしてもう1つは里側についてサスケだけでも助けるか。
うちは一族は里の中でも一大勢力の1つ。内乱が起これば他の各国に知れ渡り第四次忍界大戦の引き金にもなりかねないのです。イタチは幼い頃に戦争のむごさを経験しているので、それを受け入れることができませんでした。
結果、イタチはうちは一族の抹殺を決断。自分の両親をも手にかけるのです。
サスケはその姿を確認し、全てイタチ個人の理由で手にかけたことを告げられます。これがきっかけでサスケはイタチを憎むようになり、うちは一族の仇をとるために復讐することを決めるのです。
この事件後、イタチは里を抜けて「暁」という集団に所属することになります。
暁としてのうちはイタチ
暁に入ってからも里に戻ってくることがありました。サスケと対峙し、圧倒的実力差を見せつけてさらに復讐心を煽るような行動をとることも。これをきっかけに自分の実力不足を痛感し、サスケは里を抜けて大蛇丸(おろちまる)のもとに向かい、そこで修行を積んでいきます。
その後、イタチは再度サスケと対決。死闘を繰り広げた結果敗れて命を落とすことになるのです。
うちはイタチの真実
イタチが死亡した後に、サスケは仮面の男(トビ/うちはマダラ)からイタチの真実を聞かされます。
イタチがうちは一族を抹殺したのは個人的な理由ではなく、里の上層部からの命令であったこと。そして里を守るために行ったことであり、誰よりも大事なサスケだけは殺せなかったことなどです。
イタチはサスケを守るために、強くなってもらうために自身に復讐心を煽るように行動し、サスケに討ち取られることを望んでいたのです。全ては世の中の平和とサスケのことを想って行動をしていたのです。
うちはイタチの生い立ちのまとめ
簡単ではありますが、ここまでうちはイタチの生い立ちについてまとめてきました。
幼い頃から戦争を経験し、心から平和を望んだこと。「うちは」という家柄の縛り、優秀であるがゆえの親からの期待や周りからの嫉妬。そして、里とうちは一族の二重スパイなど一人で色々なものを背負って生きていたのです。
まさに耐え忍ぶ者を体現した「忍者」にふさわしいのがイタチなのかもしれません。ここからはイタチの魅力についてさらに見ていくことにします。
うちはイタチの魅力
誰よりも平和を愛し、誰よりも里を愛し、家族を愛した男であるイタチ。ここからは彼の魅力についてまとめていきます。
うちはイタチが優しすぎる
「お前は本当に優しい子だ」
父を手にかけたときに言われた言葉ですが、イタチは本当に優しい男なのです。それが分かるシーンをいくつかピックアップしていきます。
許せサスケ、また今度だ
これはイタチ流のコミュニケーション。
イタチは若くして任務に出ているので当然忙しいし、修行もたくさんしないといけません。お兄ちゃん大好きのサスケはかまってほしくて仕方がなく、いつも一緒に修行しようと声をかけますが、イタチはそれをすることができません。
サスケがいじけている時に呼び寄せて額に人差し指をコンッと当てて言うセリフがこれです。作中で登場するシーンは少ないのですが、インパクトが強く印象的なシーンなので覚えているファンは多いはず。弟想いで本当は優しいイタチならではサスケに対する愛情表現です。
ちなみにこれは余談ですが、サスケも妻の春野サクラや娘のうちはサラダに対しても同じようなことをするシーンがあります。
許せサスケ、これで最後だ
イタチはとにかくサスケに対しての愛が溢れています。これはストーリーの序盤では明らかにならないのですが、イタチの真実が語られてから、サスケはイタチの行動が全て自分自身のためであったことを知ることになるのです。
両親を含めうちは一族を全員抹殺したのにもかかわらず、サスケだけは守ったこと。里を抜けてからもサスケの近況を確認しにきていること。そして、自らの命をかけてサスケの成長を促していることから、イタチは、自らを犠牲にしてまでも愛する場所や人を守ろうとする優しすぎる男だということが分かります。
うちはイタチがイケメンすぎる
イタチは顔がカッコいいというだけではありません。
文武両道で、忍術・体術・幻術全てにおいて高水準。作中に登場するキャラクターの中でもトップ10に入るくらいの実力も伴っていて、今風でいうならば「ハイスペ」の男なのです。
さらに家族想いで弟想い。自分の人生を全てサスケを守るために生きる決意をしてからのイタチの行動は感動を通り越してリスペクトするしかありません。
自分の実力に奢ることなく、愛する者を守るために生きたイケメンすぎる男。それがイタチなのです。
うちはイタチには恋人がいた
彼女の名前はうちはイズミ(以下イズミ)。原作には登場していませんが、小説ならびにアニメの「イタチ真伝」に登場する人物で、イタチの恋人だと言われています。
アカデミー時代の同級生で、周りの多くの生徒はイタチが優秀すぎるがゆえに嫉妬心からか嫌がらせをしたりしているなかで、彼女は普通に接していました。
少しずつではあるものの2人の距離感は縮まっていき、イズミはイタチに対して好意を寄せるようになります。イタチもその気持ちに少しずつ気づいていたものの、結ばれることはありませんでした。
前述した「うちは一族抹殺事件」の際に、当然イタチはイズミにも手をかけることになるのですが、1番最初に手をかけたのがイズミです。ただ、彼女への手のかけ方が特殊です。
幻術にかけて、里とうちはの争いがない場合の世界を見せます。その世界では、イタチがイズミに告白をして恋人同士となり、やがて結婚して子どもにも恵まれ幸せな家庭を持つというようになります。
やがてお互いに老いていき、最期はイタチに看取られて亡くなるという穏やかなものでした。せめて幻術の世界の中だけでもというイタチの優しさが見え隠れしたものです。これをきっかけにしてイタチは一族を抹殺する覚悟を決めるのです。
うちはイタチに対する海外の反応
「NARUTO」の人気は日本だけにとどまらず、海外にも広がっています。2022年1月19日の発表では、2021年の1年間に世界で視聴回数が多かったアニメの上位に選出され、完結した今でも世界トップクラスの人気を維持し続けています。
そして、海外のニュースサイト「Daily mail」の記事によると、ロシア人の14歳の男の子がイタチの死に打ちのめされ、後追い自殺をしてしまうというような出来事がありました。海外でも多大な影響を与えていることが伺えます。
うちはイタチのかっこいい名言
具体的にイタチがかっこいいと分かる名言はコレです。
「お前はオレのことをずっと許さなくていい…お前が、これからどうなろうと おれはお前のことをずっと愛している」
「火影になった者が皆から認められるんじゃない 皆から認められた者が火影になるんだ 仲間を忘れるな」
・・・うちはイタチの懐(ふところ)と愛情の深さがとても感じられるセリフですよね。
まとめ・うちはイタチがかっこいいと言われる理由
本記事では、うちはイタチがかっこいい理由をお伝えしてきました。優しすぎて、イケメンすぎて、頭も良くて実力もある、その上平和を愛し里を愛し、愛する者を守ろうとする男なんて理想的すぎます。だから、読者からの人気があっても当然ですよね。
主人公のナルトも人気がありますが、イタチを中心にしてストーリーを読み返しても面白いかもしれません。ぜひイタチの魅力を感じてみてくださいね。
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