こんにちは!いずもです!
放射線技師に就職・転職を考えているけど、ネットで「放射線技師 やめとけ」といった情報があり就職するか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
放射線技師は病院で働く職員の1人なので、安定した業界で給与も高いイメージがありますが、なぜ放射線技師はやめとけと言われているのか気になる人も多いはず。
そこで今回は放射線技師に就職を考えている人のために、なぜ放射線技師への就職・転職はやめとけと言われているのか理由を紹介していきます!
こんな方におすすめ
- これから放射線技師に就職・転職を考えている人
- 放射線技師はやめとけの理由を知りたい
- 放射線技師に向いている人の特徴などを知りたい
結論から先に言うと、、、
放射線技師はやめとけの理由
- 仕事が単調でやりがいを見いだせない
- 出世に限界がある
- 不規則な勤務体系になることが多い
- 就職先が減ってきている
- 業務内容の変化
やめとけ(止めとけ)とは?
わかりやすく解説 - Weblio辞書
放射線技師への就職・転職はやめとけと言われている理由
放射線技師という仕事は最近ドラマ化もされ、世間からも注目を集めている職業の1つになっています。
国の調査によると、1985年には放射線技師の数は2.8万人に対して、2020年には5.7万となり、この25年で2倍近く放射線技師が増えています。
ただ放射線技師になるには、診療放射線技師という国家資格が必要になるため、高校卒業後は4年制の大学か3年制の専門大学に進み知識を深め国家資格に受かる必要があります。
国家資格が必要で取得できれば安定のイメージがある、放射線技師への就職はやめとけと言われているのか調べたところこのような声があることが分かりました。
放射線技師はやめとけの理由
- 仕事が単調でやりがいを見いだせない
- 出世に限界がある
- 不規則な勤務体系になることが多い
- 就職先が減ってきている
- 業務内容の変化
1つずつ詳しく見ていきましょう!
仕事が単調でやりがいを見いだせない
放射線技師への就職・転職はやめとけと言われている理由の1つ目は、仕事が単調でやりがいを見出すことが難しいからと言われています。
放射線技師はレントゲン撮影などの業務をメインで行いますが、それ以外にも報告書の作成や治療など、単調な作業も多く毎日同じことの繰り返しにやりがいを見いだせない人が多くいます。 ドラマのように患者の病気を早期に発見して、放射線技師が活躍するような医療現場を想像している人だと理想と現実のギャップに耐えられないかもしれません。
そうした日々単調でレントゲン撮影以外の業務も多く、放射線技師のやりがいを見出すことが出来ずやめてしまう人もいるので、放射線技師への就職・転職はやめとけと言われています。
出世に限界がある
放射線技師への就職・転職はやめとけと言われている理由の2つ目は、放射線技師は出世に限界があると言われています。
就職して仕事を覚えていけば、徐々に自信がついてきて出世を考えると思いますが、放射線技師の場合は最高でも病院内の放射線部の部長で止まることが多くそれ以上の出世は見込めません。 また病院内での人間関係や業務内容にストレスを感じ、自分で起業したいと考えても、放射線技師は病院やクリニックを立ち上げることはできないので将来独立すると考えてもできないのが放射線技師です。
そうした出世に限界があることや、将来的に自分で病院を立ち上げることはできないことから放射線技師への就職・転職はやめとけと言われています。
不規則な勤務体系になることが多い
放射線技師への就職・転職はやめとけと言われている3つ目の理由は、不規則な勤務体系になることが多く心身共に疲れてしまう人が多いと言われています。
24時間体制で動いている病院がほとんどなので、定期的に夜勤業務を行わなければなりません。 また放射線技師の仕事は「病気の有無を検査で特定しなければならない」「失敗は許されない」という正確な作業が求められるので、こうした作業がプレッシャーになり、ストレスを感じる人も多くいるのが現状です。
こうした不規則な勤務体系や、ストレスを感じやすい仕事なので放射線技師への就職・転職はやめとけと言われています。
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就職先が減ってきている
放射線技師への就職・転職はやめとけと言われている4つ目の理由は、放射線技師の人数が年々増加していることもあり、就職先が減ってきていると言われています。
国が調査したデータにも出ていましたが、25年前と比べると約2倍の放射線技師がいるので徐々に就職するのも難易度が高くなっています。 放射線技師は病院勤務で安定した仕事であることは間違いないので、1度就職できればやめる人が少ないのも事実です。
また放射線技師はレントゲンなどの機械数に応じて募集する人数を決めており、毎年機械を入れていますという病院もほとんどないので結果的に募集も減り、就職先が減るという悪い流れになっています。
今後さらに就職先が減ることも予想され、国家資格を取得しても働けない人が増える可能性があることから、放射線技師への就職・転職はやめとけと言われています。
業務内容の変化
放射線技師への就職・転職はやめとけと言われている5つ目の理由は、放射線技師の業務内容が変わってきており、やりがいを見出すことが出来ない人が多いと言われています。
医療の現場で働きたいと思っている人の多くは、病気で苦しんでいる人のために原因を見つけ治療をしてあげたいと考えている人がほとんどです。 昔の業務では手術に参加し、撮影業務などを行う仕事も任されることも多かったですが、現在は健康診断のレントゲン撮影をメインの仕事として任せる病院が多く、本来自分がやりたかった医療現場での仕事とのギャップに耐えられず放射線技師をやめてしまう人もいます。
放射線技師へ就職したけど、理想と現実のギャップに耐えることが出来ず辞める人もいることから、放射線技師への就職・転職はやめとけと言われています。
放射線技師はやめとけと言われている理由について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にして下さい。
放射線技師の将来は仕事が無くなる可能性が高い
ここでは放射線技師の将来性について、以下の2つから詳しく見ていきます。
放射線技師の将来性
- 放射線技師は仕事がなくなる?
- 放射線技師の将来的の年収は?(男性、女性)
順番に見ていきましょう。
放射線技師は仕事がなくなる?
放射線技師の将来性は調査したところ、国の調査からこのようなことが分かりました。
放射線技師の将来性
- 2030年に検査数はピークになり減少傾向になる
- 2030年以降も放射線技師の人数は増え続ける
- 将来的に放射線技師は就職先が減り続ける
2030年を分岐点として、検査数に対して放射線技師の人数が多くなってしまうことから放射線技師の仕事はなくなる可能性が高いことが分かりました。
今後も日本の人口が減っていく可能性が高いのでこのデータはかなり正確なものであり、放射線技師の仕事の幅を広げ需要を保っていくなどの試みが必要だとも言われています。
放射線技師の将来的の年収は?(男性、女性)
放射線技師の平均年収 | ||
男性 | 女性 | |
平均年収 | 564万円 | 491万円 |
月収 | 37万円 | 33万円 |
賞与 | 99万円 | 91万円 |
厚生労働省の調査によると、放射線技師の年収は男性で564万円、女性で491万円と日本人の平均年収が460万円なので平均より高い年収だということが分かりました。
なぜ男性のほうが平均年収が高いのかというと、男性のほうが夜勤を行う回数が多いのと、女性の場合は産休や育休などで長期的に仕事を離れることも多いことから若干平均年収に差が出てしまうと言われています。
ただ放射線技師の場合は出世も限界があるので、管理職で役職がついたとしても平均年収は700万ほどになっています。
放射線技師の年収について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にして下さい。
放射線技師に向いている人の4個の特徴
ここまで放射線技師はやめとけについてお話をしてきましたが、ここからは放射線技師に向いている人の特徴についてお話をして行きます。
放射線技師に向いている人の特徴は4つあります。
放射線技師に向いている人
- 向上心がある
- コミュニケーション能力が高い
- 丁寧で慎重な作業ができる
- 機械やコンピューターに強い
順番に見ていきましょう!
向上心がある
放射線技師に向いている人の1つ目の特徴は、仕事に対して向上心を高く持てる人です。
放射線技師は知識や技術を用いて、直接見ることのできない体の内部を撮影する仕事なので、分かりやすく撮影するためには日々勉強し技術を習得する必要があります。 身体の内部を撮る撮影技術や、コンピューターの知識を前向きに吸収し、現場で活かせる人は放射線技師に向いていると言えます。
コミュニケーション能力が高い
放射線技師に向いている人の2つ目の特徴は、コミュニケーション能力が高い人です。
放射線技師は患者さんと接する機会が多い仕事なので、病気や不調で悩んでいる患者さんに寄り添うコミュニケーション能力が必要になります。
患者さんの気持ちに寄り添いながら、コミュニケーションを取ることで安心して検査や治療に専念することができるので、思いやりがある人は放射線技師の仕事に向いていると言えますね。
丁寧で慎重な作業ができる
放射線技師に向いている人の3つ目の特徴は、丁寧で慎重な作業ができる人です。
身体の内部を放射線やX線などを用いて撮影を行うため、正確さや慎重な作業が放射線技師には求められます。
1つ1つの工程をしっかりと確認し丁寧で慎重に物事を進めることが出来る人は、放射線技師に向いていると言えます。
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機械やコンピューターに強い
放射線技師に向いている人の4つ目の特徴は、機械やコンピューターに強い人です。
放射線技師は仕事を行う際、検査機器やコンピューターを使用します。
検査機器の中には操作が複雑なものもあり、手順を間違えると取り返しのつかないミスを起こしてしまう可能性もあるので、機械操作などが得意、複雑な操作も覚えるのが得意と思っている人には放射線技師は向いていると言えますね。
放射線技師に向いている人の特徴について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にして下さい。
放射線技師に向いていない人の3個の特徴
放射線技師に向いていない人の特徴は3つあります。
放射線技師に向いていない人
- 根気強くない
- 協調性がない
- 細かい異変に気づくことが苦手
順番に詳しく見ていきましょう!
根気強くない
放射線技師に向いていない人の1つ目の特徴は、根気強く物事に取り組むことが苦手な人です。
放射線技師の仕事は、撮影した画像の中から病気を見つけ出さなければならないので、小さな異常も見逃さないように1つ1つ確認していかなければなりません。
そのため細かい作業にも集中して、根気強く取り組むことが苦手な人には放射線技師の仕事は厳しいと言えます。
協調性がない
放射線技師に向いていない人の2つ目の特徴は、協調性がなくチームで動くことが苦手な人です。
放射線技師は病気の特定や技術の向上のために、医師などとも連携して仕事を行います。
そのためチームワークが重視されるので、チームで動くことが苦手な人は、患者さんや一緒に働く医者やほかの放射線技師に迷惑をかけてしまうこともあります。
1人で完結する仕事ではないので、協調性がない人には厳しい仕事と言えるでしょう。
細かい異変に気づくことが苦手
放射線技師に向いていない人の3つ目の特徴は、細かい異変に気付くことが苦手な人です。
放射線技師は、患者さんの近くで常に検査を行うわけではなく、離れた場所で機械の操作を行うこともあります。
離れた場所からでも患者さんの状態をしっかりと確認し、異変があった場合には素早く対応しなければならないので、高い洞察力がない人は放射線技師は難しい仕事と言えます。
放射線技師に向いていない人の特徴について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にして下さい。
放射線技師についてよくある質問
放射線技師に就職を考える際、よくある疑問点が3つあるので紹介しますね。
よくある疑問点
- 放射線技師のやりがいは?
- 放射線技師になって後悔する人が多い?
順番に詳しく見ていきましょう。
放射線技師のやりがいは?
放射線技師のやりがいはこちらになります。
放射線技師のやりがい
- 患者さんの悪い箇所が明確に撮影できたとき
- チーム医療の一員として力になれたとき
- 検査を重ねるごとに状態が良くなっているとき
- 患者さんにお礼を言われたとき
医療の現場で働く人の多くが、目の前の患者さんを良くしたいと思って働いている人がほとんどなので、実際に病気が治るまでの力になれたりするとやりがいを感じやすいことが分かりました。
放射線技師は最前線で治療を行うわけではありませんが、病気を治すためには放射線技師の仕事はなくてならない存在なので、やりがいを感じる部分は多くあるでしょう。
放射線技師のやりがいついて詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にして下さい。
放射線技師になって後悔する人が多い?
放射線技師になって後悔する人が多いと言われていますが理由を調べてみるとこのようなことが分かりました。
後悔する理由
- 放射線を扱うのでどうしても被ばくする
- 病院内での立場が弱い
- 転職が難しい
やはり放射線を扱う仕事なので、一般の仕事と比べると被ばくしやすいことや、病院内での立場の弱さからストレスを感じる人が多いのも事実です。
こうした理由があるので、放射線技師になって後悔する人が少なからずいることが分かりました。
放射線技師への就職・転職はやめとけのまとめ
ここまで放射線技師への就職・転職はやめとけについてお話をしてきました。
今後放射線技師が増え続けることによって仕事がなくなる可能性が高いことや、病院内での立場も弱く出世にも限界があることから放射線技師への就職はやめとけと言われていることが分かりました。
それでも放射線技師という仕事は、病気で苦しんでいる人の力になれる職業であることは間違いなく、給与も安定していることから働きやすい環境であると思います。
今放射線技師への就職を悩んでいる人は、ぜひ勇気を出して挑戦してみてくださいね!
この記事のまとめになります。
放射線技師はやめとけの理由
- 仕事が単調でやりがいを見いだせない
- 出世に限界がある
- 不規則な勤務体系になることが多い
- 就職先が減ってきている
- 業務内容の変化
最後までお読みいただきありがとうございました!
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