こんにちは!いずもです!
電気主任技術者に就職・転職を考えているけど、ネットで「電気主任技術者 やめとけ」という情報があり、悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
電気主任技術者は、会社の電気施設の安全管理や、修理を行う仕事で今後も需要がある仕事と言われていますが、なぜ電気主任技術者はやめとけと言われているのか気になる人も多いはず。
そこで今回はこれから電気主任技術者に就職・転職を考えている人のために、なぜ、電気主任技術者はやめとけと言われているのか理由を紹介していきます!
こんな方におすすめ
- これから電気主任技術者に就職・転職を考えている人
- 電気主任技術者はやめとけの理由を知りたい
- 電気主任技術者に向いている人の特徴を知りたい
結論から先に言うと、、、
電気主任技術者はやめとけ理由
- 現場で事故があった場合は重い責任を取る立場
- 電気関連以外の業務も多い
- 不規則な勤務体系になりやすい
- 人手不足なのでブラックな会社が多い
- 会社によっては転勤もある
電気主任技術者とは?仕事内容や年収、資格取得することで得られるメリットを解説!
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わかりやすく解説 - Weblio辞書
電気主任技術者に就職・転職はやめとけと言われている理由
電気主任技術者の仕事内容はこちらになります。
電気主任技術者の仕事内容
- 電気設備の点検
- 電気設備の保安
- 電気設備異常発生時の緊急出動
- 電気設備の修理
- 修理後の報告
- 事業所の弱電設備の点検
- 電気工事の監督
電気主任技術者の仕事内容は、会社や商業施設のビル全体の電気設備のメンテナンスや蛍光灯の交換など簡単な仕事から、電気設備の複雑な電気工事を監督する仕事まであり、電気関係のお医者さんとも呼ばれている職業です。
現在は電気がなければ生活が成り立たないぐらい、重要なインフラ設備の1つであり、電気主任技術者は重要な職業ですがなぜ電気主任技術者はやめとけと言われているのか理由を調べてみるとこのような理由が上がっていました。
電気主任技術者はやめとけの理由
- 現場で事故があった場合は重い責任を取る立場
- 電気関連以外の業務も多い
- 不規則な勤務体系になりやすい
- 人手不足なのでブラックな会社が多い
- 会社によっては転勤もある
1つずつ詳しく見ていきましょう。
現場で事故があった場合は重い責任を取る立場
電気主任技術者はやめとけと言われている1つ目の理由は、現場で事故があった場合は重い責任を取る立場で重圧が大きいと言われています。
電気主任技術者は高圧電気を扱う仕事なので、工事や修理などを行う際、人の命を左右する作業を行うことが多くあります。
もし現場で何かあった場合は電気主任技術者は、電気工事の監督という立場であることから責任問題に問われることもあります。
電気主任技術者は重い責任を背負う必要があり、その重圧に耐えることができない人もいることから、電気主任技術者はやめとけと言われています。
電気関連以外の業務も多い
電気主任技術者はやめとけと言われている2つ目の理由は、電気関連以外の業務も多いと言われています。
電気主任技術者の資格は、電気関連の資格の中でも1番難しいと言われ、資格を取得すれば現場以外の仕事も任されることもあります。
電気関連以外の雑務を行うことも多く、現場で電気関連の仕事を行いたい人にとっては自分のやりたい仕事ができないことから、やりがいを見失い退職をしてしまう人もいます。
せっかく資格を取得したのに電気関連の仕事をすることができないことも多いことから、電気主任技術者はやめとけと言われてます。
不規則な勤務体系になりやすい
電気主任技術者はやめとけと言われている3つ目の理由は、責任者として働くことが多いのでトラブルなどの対応にすぐ向かわなければならず、不規則な勤務体系になりやすいと言われています。
電気主任技術者は、電気業務のお医者さんとも呼ばれているので責任者として働くことが多い職業です。
電気は24時間365日動いており、昼夜問わずトラブルが発生する可能性があるので、トラブルが発生した場合にはすぐに向かい対処しなければなりません。
またトラブルが解決するまで現場にいなければならないので、長時間勤務を行うことも多いです。
昼夜問わず、トラブルが発生した場合は責任者としてすぐに対処し、長時間労働も多いことから電気主任技術者はやめとけと言われています。
人手不足なのでブラックな会社が多い
電気主任技術者はやめとけと言われている4つ目の理由は、人手不足の職場が多くブラックな会社が多いと言われています。
電気主任技術者に限らず、電気工事業界は人手不足とも言われ、需要と供給のバランスが崩れてしまっており長時間労働やサービス残業が当たり前の職場も多いです。
職場選びを失敗し、精神的にも体力的にも疲れてしまい体調を崩してしまう人もいることから、電気主任技術者はやめとけと言われています。
会社によっては転勤がある
電気主任技術者はやめとけと言われている5つ目の理由は、会社によっては転勤があると言われています。
電気を取り扱う仕事なので仕事は全国にあり、会社によっては都市部から地方への転勤もしなければなりません。
最近では転勤を1つのタイミングとして退職する人も多くなってきており、転勤に対してネガティブなイメージが強くなっています。
電気主任技術者として働くことで、家族に迷惑をかけてしまう可能性もあることから電気主任技術者はやめとけとも言われています。
電気主任技術者はやめとけと言われている理由について、もっと詳しく知りたい人はこちらを参考にしてください。
電気主任技術者はストレスが多い仕事だと言われている
電気主任技術者がストレスを感じた事 |
本業以外の雑務が多い |
責任が重すぎる |
休日、夜間の呼び出しが当たり前 |
上司が仕事内容を理解していない |
給料が安い |
社内の地位が低い |
仕事に危険が付きまとう |
仕事に孤独を感じる |
引用:honne.biz
実際に電気主任技術者として働いていた人の声にも、やめとけの理由にあった電気関連以外の業務が多いことや責任の重さがストレスを感じる部分になっていることが分かりました。
ちなみに電気関連以外の雑務でどのようなことをするのか調べてみると、敷地内の草むしりや掃除、片付けといった雑務や、休憩室のテレビの修理など雑用を任されることが多いとのこと。
このように電気関連以外の仕事を任されることも多いことから、電気主任技術者はストレスが多く働きにくいと言われています。
↓電気主任技術者の仕事がよくわからない方は、こちらを参考にしてください。
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電気主任技術者に向いている人の5個の特徴
ここまで電気主任技術者はやめとけについてお話をしてきましたが、実際に長くやりがいを持って働いている人もいるのが事実です。
電気主任技術者に向いている人を調べてみたところ、5つの特徴があることが分かりました。
電気主任技術者に向いている人の特徴
- 責任感を持って仕事ができる人
- 予測できない状況になっても冷静に対応できる人
- 自分の意見をしっかりと伝えることができる人
- 毎日同じ作業を行うことが苦でない人
- 縁の下の仕事にやりがいを感じる人
1つずつ詳しく見ていきましょう!
責任感を持って仕事ができる人
電気主任技術者に向いている人の1つ目の特徴は、責任感を持って仕事ができる人です。
電気主任技術者は電気設備の責任者として働くことになるので、責任感がある人でないと働くことは難しい職業です。
電気というものは見えない危険の方が多く、事故が発生した場合には死者が出る可能性も高いので、1つ1つの作業に責任をもって指示を出すことができる人は向いていると言えます。
予測できない状況になっても冷静に対応できる人
電気主任技術者に向いている人の2つ目の特徴は、予測できない状況になっても冷静に対応できる人です。
電気設備には常に事故と隣り合わせで仕事するので、事故が起きてしまった場合、冷静な判断ができずパニックになる人も多くいます。
予測できない状況になっても物事の優先順位を素早く判断し、冷静に周りに指示を出すことができる人は電気主任技術者に向いていると言えるでしょう。
自分の意見をしっかりと伝えることができる人
電気主任技術者に向いている人の3つ目の特徴は、自分の意見をしっかりと伝えることができる人です。
電気の仕事は危険な箇所になるほど目に見えない場所が多いので、設備の修理について意見を会社に伝えても、会社側に理解してもらえないことが多いです。
特に電気について知識がない人には、なぜ修理が必要なのか素人でも分かるように伝える必要があります。
自分の意見を最初は聞いてもらえなくても、諦めずにしっかりと伝えることができる人は電気主任技術者に向いていると言えます。
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毎日同じ作業を行うことが苦でない人
電気主任技術者に向いている人の4つ目の特徴は、毎日同じ作業を行うことが苦でない人です。
電気主任技術者の仕事は電流や電圧に異常が起きていないか、発電機がしっかりと作動しているかなど、毎日同じ点検を繰り返し事故が起きるのを防ぐ仕事を行っています。
単純な作業ですが毎日行う重要な仕事なので、手を抜かずに作業を行うことができる人は電気主任技術者に向いていると言えるでしょう。
縁の下の仕事にやりがいを感じる人
電気主任技術者に向いている人の5つ目の特徴は、縁の下の仕事にやりがいを感じる人です。
電気主任技術者の仕事は基本的に地味に仕事が多く、事故がなく何もトラブルがない状態をキープすることが仕事です。
事故がなく、施設の電気を問題なく使えるようにすることが1番大事なので、縁の下の仕事にやりがいを感じる人は電気主任技術者の仕事に向いていると言えます。
↓電気主任技術者に向いている人について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にして下さい。
電気主任技術者の仕事に向く人の3パターン、自分の場合どれにあたる?
電気主任技術者に向いていない人の4個の特徴
電気主任技術者に向いていない人の特徴はこちらになります。
電気主任技術者に向いていない人の特徴
- 責任感がない人
- コミュニケーションが苦手な人
- 自分の意見を言えない人
- チームで動くことが苦手な人
電気主任技術者は責任感がないと務まらない仕事なので、無責任な人には難しい仕事です。
また電気設備の修理や工事には電気工事士とともに仕事を行うので、コミュニケーションが苦手な人などは的確な指示を出すことができないので事故に繋がる危険性もあります。
1つでも当てはまると感じたら、電気主任技術者に就職しても辛い可能性が高いので注意しましょう。
電気主任技術者1種の年収1,000万以上は厳しい
電気主任技術者には1種、2種、3種とあり各資格によって年収が変わってきます。 各資格の年収はこちらになります。
電気主任技術者の平均年収 | |
電気主任技術者1種 | 568万 |
電気主任技術者2種 | 542万 |
電気主任技術者3種 | 450万 |
引用:建職バンク
調査の結果、資格取得が1番難しいと言われている電気主任技術者1種の資格でも平均年収は568万となっており、年収1,000万は厳しいということが分かりました。
ただこの平均年収はあくまで会社の求人情報をベースに算出している情報です。
電気主任技術者1種の資格があれば、自分の力で年収1,000万も可能になるので、収入をもっと増やしたいと考えている人は独立することも視野に入れておくとよいでしょう。
電気主任技術者の年収について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にしてください。
【徹底解剖】電気主任技術者の年収は安定している!?求人から徹底分析
電気主任技術者は今後需要増
電気主任技術者の将来性があるのか心配している人も多いですが、実際は今後も需要が見込まれなくなりにくい仕事と言われています。
電気主任技術者の将来性
- 法律で配置義務が決められている
- 電気設備保守需要は今後も高くなるとデータが出ている
- AI技術に電気が必要なので電気工事の知識が必要
経済産業省の「電気保安体制を巡る現状と課題」(令和元年)という報告書では、今後も電気主任技術者の需要が高まると予想されるデータが発表がされていました。
- 自家用電気工作物(需要設備)はこれまで毎年0.6%増加し、今後も増加傾向。
- 老朽化したビルの建て替えや都市開発等に伴い、特に、業務ビル(高圧)の増加が大きい。
今後もビルなどが増えていく可能性は高く、ビルの数だけ電気主任技術者が必要なので、活躍できる場所は増えていくと予想されます。
就職先に対して、資格取得者が追い付いていないのが現状なので、資格を取得することができれば就職先に困ることはないでしょう。
電気主任技術者の将来性についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの資料を参考にしてください。
電気主任技術者についてよくある質問
電気主任技術者に就職する際によくある質問をまとめました。 多くの人が気になる内容になっているので必ず押さえておきましょう。
電気主任技術者は難易度が高くすごい仕事?
電気主任技術者の仕事は、合格率の低い試験を突破しなければ働くことができないので難易度が高くてすごい仕事だと言われています。
各資格の直近の試験合格率がこちらになります。
電験3種の合格率 | |
令和元年 | 9.3% |
令和2年 | 9.8% |
令和3年 | 11.5% |
引用:電気技術者試験センター
電験2種の合格率 | ||
年度 | 1次 | 2次 |
令和元年 | 24% | 23% |
令和2年 | 27% | 28% |
令和3年 | 26% | 17% |
引用:電気技術者試験センター
電験1種の合格率 | ||
年度 | 1次 | 2次 |
令和元年 | 24% | 17% |
令和2年 | 50% | 14% |
令和3年 | 31% | 8% |
引用:電気技術者試験センター
電気主任技術者になるための登竜門とも呼ばれている、電験3種の合格率は毎年10%前後なので、かなり難易度が高い資格ということが分かります。
また1種も2種の試験は、合格率が高い年もありますが3種よりさらに正確な知識が求められることから簡単に合格することはできない資格です。
こうした難易度の高い試験を合格して初めて働くことができるので、電気主任技術者はすごい仕事だと言えますね。
電気主任技術者が独立すると楽しい?
電気主任技術者が独立すると楽しいと言われていますが調べてみるとこのような声がありました。
独立すると楽しい理由
- 働き方を選べる
- 人間関係に悩まされない
- 定年がないので年齢に関係なく働ける
会社で働くと、昼夜問わずトラブル対応に追われ長時間勤務になることも多いですが、独立することで自分のライフスタイルに合わせて仕事をすることができるので楽しいと言われていることが分かりました。
ただ独立するということは、生計を自分で立てていかないといけないのでしっかりと経験を積み、技術力を高めてから独立する必要があるので注意しておきましょう。
電気主任技術者にホワイトな求人はある?
電気主任技術者は人手不足からブラックな会社が多いですが、ホワイトな会社もあります。
年収も高く福利厚生が安定している求人を紹介しますね。
- 経験者を募集しており、即戦力で働ける人がよい
- 転勤は、残業も抑える方針なので働きやすい職場
- 給与も40万~と高く年収も高い会社
- 資格を取得していけば手当が多くもらえる
- 残業も少なく、転勤もないので働きやすい
- 定年が70歳まで延長できるので長く働ける
求人は一例なので、自分がどのように働きたいかイメージをし、持っている資格を活かせる求人を探して応募してみましょう!
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電気主任技術者はやめとけのまとめ
ここまで電気主任技術者についてお話をしてきました。 電気主任技術者は、責任を取る立場であり長時間労働なども多く、精神的に疲れてしまう人もいることからやめとけと言われていることが分かりました。
しかし電気主任技術者は、電気を取り扱う仕事なのでなくてはならない職業であり、今後も需要が増えていく仕事であることは間違いないです。
今電気主任技術者への就職を悩んでいる人は、ぜひ勇気をだして挑戦してみてくださいね!
この記事のまとめになります。
電気主任技術者はやめとけ
- 現場で事故があった場合は重い責任を取る立場
- 電気関連以外の業務も多い
- 不規則な勤務体系になりやすい
- 人手不足なのでブラックな会社が多い
- 会社によっては転勤もある
最後までお読みいただきありがとうございました!
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