こんにちは!いずもです!
言語聴覚士への就職・転職を考えているけど、ネットの情報で「言語聴覚士 やめとけ」といった情報があり悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
言語聴覚士という仕事は、事故や病気で話せない、喋れない、食事をするのが難しくなってしまった人を支える今後も必要とされる職業ですが、なぜ言語聴覚士はやめとけと言われているのか気になる人も多いはず。
そこで今回は言語聴覚士への就職・転職を考えているひとのために、なぜ言語聴覚士への就職・転職はやめとけと言われているのか理由を紹介していきます!
こんな方におすすめ
- これから言語聴覚士へ就職・転職を考えている人
- 言語聴覚士はやめとけの理由を知りたい
- 言語聴覚士にお向いている人の特徴が知りたい
結論から先に言うと、、、
言語聴覚士はやめとけの理由
- 職場の人間関係に悩むことが多い
- 年収が低い
- 人数が少ないので長時間働くことも多い
- やりがいを感じることが出来ない
- リハビリ職のなかでは需要が少ない
やめとけ(止めとけ)とは?
わかりやすく解説 - Weblio辞書
言語聴覚士に就職・転職はやめとけと言われている理由
言語聴覚士の仕事はこちらになります。
ことばによるコミュニケーションや嚥下(えんげ)に困難を抱える人を対象に、問題の程度、発生のメカニズムを評価しその結果に基づいて訓練、指導等を行う。 引用:厚生労働省
※嚥下(えんげ)→口の中で食べ物を胃に流し込むこと
言語聴覚士の仕事は、言語によるコミュニケーションに問題がある方にリハビリなどを提供し、自分らしい生活を行えるように支援する専門職です。
言語聴覚士の主な仕事内容はこちらです。
言語聴覚士の仕事内容
- 摂食・嚥下(えんげ)の訓練
- 成人言語・認知の訓練
- 発生・発語の訓練
- 小児言語・認知の訓練
- 聴覚の支援
食事をするのが難しい人から、言語に障害を抱える人へ自分の思いを言葉にできるように訓練を行うなど、幅広い仕事内容になっています。
人に寄り添いやりがいを感じやすい仕事であることは間違いないですが、なぜ言語聴覚士はやめとけと言われているのか調査したところ、このような理由がありました。
言語聴覚士はやめとけの理由
- 職場の人間関係に悩むことが多い
- 年収が低い
- 人数が少ないので長時間働くことも多い
- やりがいを感じることが出来ない
- リハビリ職のなかでは需要が少ない
1つずつ詳しく見ていきましょう!
職場の人間関係に悩むことが多い
言語聴覚士はやめとけと言われている1つ目の理由は、職場の人間関係に悩むことが多いと言われています。
言語聴覚士の仕事は患者さんだけではなく、医師や看護師、介護士や理学療法士など多くの人と関わり仕事を行っていきます。 言語聴覚士が自分で決めて仕事を進めることはほとんどなく、医師などの指示によって訓練を進めていきます。
言語聴覚士は介護士や理学療法士などに比べると専門性が高く仕事への理解が少ないところもあり、自分の意見を通すことが難しく見下した態度を取られる職場も多いことから、言語聴覚士への就職はやめとけと言われています。
年収が低い
言語聴覚士はやめとけと言われている2つ目の理由は、言語聴覚士の年収は低いと言われています。
後ほど詳しく紹介しますが、言語聴覚士の平均年収は約426万円と言われており、日本の平均年収が441万円と比べると約20万円ほど低くなっています。 言語聴覚士になるには、専門の学校でしっかりと教育を受け、国家資格に合格する必要があります。
その過程を通過し、言語聴覚士になれても一般の会社員より給料が低いことから言語聴覚士への就職はやめとけと言われています。
人手不足なので長時間働くことが多い
言語聴覚士はやめとけと言われている3つ目の理由は、病院内の言語聴覚士は人手不足なので長時間働くことが多いと言われています。
言語聴覚士は自分が担当している専門的な仕事以外にも、カルテの作成や記入、症例発表などの仕事をこなさなければなりません。 また病院や介護の現場において言語聴覚士は、慢性的な人手不足だとも言われており、有給や長期休暇を取るのが難しいです。
こうした激務な労働環境であることから、言語聴覚士への就職はやめとけと言われています。
やりがいを感じることが出来ない
言語聴覚士はやめとけと言われている4つ目の理由は、言語聴覚士という仕事へのやりがいを感じることができないと言われています。
言語聴覚士という仕事は、医療職のなかでも新しい仕事であるため、他の医療職からの理解がない現場も多くあります。 学校で言語聴覚士の勉強をし現場で活かそうと考えても、自分の意見や、やりたい事をさせてもらえずやりがいを見出すことができない人がいます。
病院や介護職の現場で言語聴覚士への理解がない職場が多いことから、言語聴覚士はやめとけと言われています。
リハビリ職のなかでは需要が少ない
言語聴覚士はやめとけと言われている5つ目の理由は、リハビリ職の中では言語聴覚士は需要が少ないと言われています。
他のリハビリ職の人数を見てみるとこれだけの差があることが分かりました。
有資格者数 | 人数 |
理学療法士 | 104,928人 |
作業療法士 | 57.500人 |
言語聴覚士 | 38,200人 |
引用:日本言語聴覚士協会
これだけ人数に差が出ていることが需要の違いであり、言語聴覚士は少ない傾向にあります。 理学療法士や作業療法士に比べると、就職先も少ないことから言語聴覚士はやめとけと言われています。
言語聴覚士はやめとけと言われている理由について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にして下さい。
言語聴覚士はやめとけと言われる理由5選!言語聴覚者やめとけって本当?
言語聴覚士をやめてよかった理由を紹介
言語聴覚士をやめてよかった理由はこちらになります。
やめてよかった理由
- サービス残業がなくなり定時で帰れる
- 週末はプライベートの時間が取れる
- 収入がアップした
- 人間関係のストレスから解放された
言語聴覚士はやめとけと言われている理由にもあった、長時間労働や給与の低さ、人間関係のストレスから退職することによって解放されることでやめてよかったと感じる人が多いことが分かりました。
また言語聴覚士は職場にもよりますが、仕事終了後や週末に勉強会があるなどプライベートの時間を作ることが難しい仕事でもあります。 言語聴覚士をやめることで、週末を趣味の時間にすることができたとの声もあり、やめてよかった理由の1つとなっていました。
言語聴覚士をやめてよかったについて詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にして下さい。
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言語聴覚士に就職・転職して病む人も多い
言語聴覚士に就職・転送区すると、過酷な労働環境から病む人も多いと言われています。 なぜ病みやすいのか理由を調べてみたところこのようなことが分かりました。
病む理由
- 給料が低い
- 業務量が多い
- 病院内での人間関係のストレス
- 患者さんの相手が辛い
- 長時間労働が当たり前
- 勉強会の毎日
待遇面や労働環境、人間関係のストレスから病む人が多くいることが分かりました。 言語聴覚士という仕事に対しての不満というよりは、職場への不満が多くあることが分かりました。
言語聴覚士に就職・転職する際は仕事内容も大事ですが、職場環境にもついてもしっかりと調べたうえで就職することで働きやすくなるのではないかと思います。
言語聴覚士に向いている人の4個の特徴
ここまでは言語聴覚士はやめとけについてお話をしてきましたが、実際にやりがいを持って長く働いている人も多くいます。 言語聴覚士に向いている人を調べてみたところ、4つの特徴があることが分かりました。
言語聴覚士に向いている人
- コミュニケーション能力
- 患者さんの状態にあった訓練を選ぶことが出来る
- 分かりやすく説明する能力
- 観察力や想像力が豊かな人
1つずつ詳しく見ていきましょう。
コミュニケーション能力
言語聴覚士に向いている人の1つ目の特徴は、相手の視点になってコミュニケーションを取ることが出来る人です。
言語聴覚士が接する多くの人は、言語を話すのが難しい障害を抱えています。 言語障害を抱えている人は自分の気持ちや、訓練でできないことをうまく伝えることが出来ません。
その人たちの気持ちに寄り添った会話をする必要があるので、人の視点になり会話ができる人は向いていると言えるでしょう。
判断力が高い人
言語聴覚士に向いている人の2つ目の特徴は、判断力が高い人です。
患者さんの中には1つの障害だけではなく、複数の障害を抱えている人も多くいます。 その患者さんが訓練を通してできるようになることを、的確に見極めて仕事を進めていく必要があるので、判断力が高い人は向いていると言えます。
分かりやすく説明する能力
言語聴覚士に向いている人の3つ目の特徴は、分かりやすく説明できる人です。
言語障害を抱えている人の中には、難しい言葉を使って説明しても伝わらないことも多く、訓練が思うように進まないこともあります。
患者さんの状態は1人ずつ違い、工夫を凝らして訓練を行う必要があるので誰にでも分かりやすく説明することが得意な人は言語聴覚士に向いていると言えます。
観察力や想像力が豊かな人
言語聴覚士に向いている人の4つ目の特徴は、観察力や創造力が高い人です。
患者さんの中には、子どもから高齢者まで年齢層が広く、中には思い通りに自分の思いを伝えることが出来ない人もいます。
こうした問題を抱えている人に対して、問題点を見つける観察力や、患者さんが抱える障害でどのような思いをしてきたか想像できる人は、患者さんの気持ちに寄り添った訓練を行うことが出来るでしょう。
言語聴覚士に向いている人の特徴について詳しく知りたい人は、この記事も参考にして下さい。
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言語聴覚士に向いていない人の3個の特徴
言語聴覚士に向いていない人の特徴はこちらになります。
言語聴覚士に向いていない人
- 高齢者や障害者に寄り添えない
- 相手の気持ちを理解することが苦手
- コミュニケーションが苦手
言語聴覚士が担当する多くの患者さんが、障害を抱えた人や高齢者です。 このような人たちが伝えたい思いをくみ取ることが出来ない人は、言語聴覚士に就職・転職しても辛い思いをすることが多いでしょう。
人との会話や、気持ちを理解するのが苦手な人は言語聴覚士への就職・転職は向いていないと言えます。
言語聴覚士に向いていない人の特徴について詳しく知りたい人は、こちらの記事を参考にして下さい。
言語聴覚士の年収は日本人の平均年収よりも低い
言語聴覚士はやめとけの理由で、年収が低いとの声がありましたが実際はどれくらいなのでしょうか?
国の調査によると言語聴覚士の平均年収はこちらになります。
言語聴覚士の平均年収 | |
平均年収 | 427万円 |
月給 | 24.9万円 |
ボーナス | 71万円 |
引用:厚生労働省
日本人の平均年収が461万円(参照:国税庁)のデータと比較すると、平均よりは低いことが分かります。 医療食の中でも言語聴覚士は出世も多くなく、給料も上がりずらいので就職する際は注意しておきましょう。
言語聴覚士の年収について詳しく知りたい人は、こちらの記事も参考にして下さい。
言語聴覚士についてよくある質問
言語聴覚士について、多くの人が疑問に感じるポイントをまとめてみました。 3つあるのでしっかりと押さえておきましょう!
言語聴覚士はモテる?
言語聴覚士はモテるのか調べてみると、男性より女性の言語聴覚士のほうがモテることが分かりました。
理由は言語聴覚士ならではの理由でした。
女性の言語聴覚士がモテる理由
- 気配りが上手で、真面目な人が多い
- 相手に寄り添った優しい人が多い
患者さんに対していつも発揮している部分が、男性の前でもよい一面として出ることでモテるということが分かりました。 ちなみに職場結婚も多く、女性の言語聴覚士と男性の理学療法士の組み合わせが1番多いと言われています。
言語聴覚士は性格が悪い?
言語聴覚士には性格が悪いという疑問がありますが、大多数の人は患者さんの気持ちに寄り添い、日々真面目に仕事を取り組んでいる人がほとんどです。
しかし、どの職種でもあるように性格が悪い言語聴覚士がいることも事実です。 性格が悪い言語聴覚士の特徴をまとめてみました。
性格が悪い言語聴覚士の特徴
- マウントを取ってくる
- 自分の意見以外聞く耳を持たない
- 陰口を言う
マウントを取ってくる人と付き合うことで、自分を否定され続けるので精神的に来るものもあります。 また陰口を言う人と一緒にいることで、同じように悪口を言っているように見えてしまい職場での居場所がなくなる可能性もあります。
もしこのような特徴がある人に出会った場合は、極力関わらないようにすることで、思わぬトラブルに巻き込まれることもなくなるので注意しておきましょう。
言語聴覚士は彼女ができない?
言語聴覚士は彼女ができにくいと言われており、以下の理由だと言われています。
言語聴覚士に彼女ができない理由
- 勉強会が多くプライベートの時間がない
- 残業が多い
- 将来性が不安
- 給料、昇給が少ない
やはり言語聴覚士は、労働時間が長いことや将来への不安から彼女ができにくいことが分かりました。 しかし同じ言語聴覚士の女性と結婚する人も多くいるので、他業種では彼女ができにくいが、同業種なら仕事への理解もあり結婚まで行く可能性が高いことが分かりました。
言語聴覚士に就職・転職はやめとけのまとめ
ここまで言語聴覚士に就職・転職はやめとけについてお話をしてきました。 人間関係に悩むことで精神的に疲労してしまうことや、言語聴覚士の将来性に不安を覚えている人も多くやめとけと言われていることが分かりました。
しかし言語聴覚士という仕事は、話すことや食べることが困難な人に寄り添い社会復帰に向けて一緒に取り組むことができるやりがいのある仕事であることは間違いないです。
今言語聴覚士を目指そうか悩んでいる人は、勇気を出して挑戦してみてくださいね!
この記事のまとめになります。
言語聴覚士はやめとけのまとめ
- 職場の人間関係に悩むことが多い
- 年収が低い
- 人数が少ないので長時間働くことも多い
- やりがいを感じることが出来ない
- リハビリ職のなかでは需要が少ない
最後までお読みいただきありがとうございました!
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