こんにちは!いずもです!
「地方よりも東京で働きたい!」と夢を抱いている方って結構多いと思いますが、もしあなたが東京で就職して住むと仮定すると、生活に関する具体的なイメージってできますか?
では今回は、東京で就職するか地方で就職するか決めかねている方のために、それぞれの特徴や押さえるべきポイントをリサーチして解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
確かに、東京で働くことにはたくさんのメリットがあり、地方に住んでいると得られないチャンスや、充実した生活を送ることができる可能性が高いです。
しかしその反面、明確な目標やビジョンがないまま上京すると、理想と現実のギャップによって「こんなはずじゃなかった…」と後悔することになりかねません…!
そこでここでは、東京で就職して後悔しないための最低限のポイントを紹介していきます!
抑えておくべきポイント
<東京就職のメリット>
・企業数や職種が豊富
・キャリアを積みやすい
・給与水準が高い
<東京就職のデメリット>
・家賃・生活費が高い
・通勤電車が混む
・身近に家族や友人がいない
<東京就職が難しい理由>
・就職活動に時間がかかり、スケジュール管理が複雑になる
・移動費の負担が大きい
・優秀なライバルが多い
・企業数が多く、企業の見極めが難しい
<東京就職を成功させるポイント>
・就活や引っ越しにかかる費用を把握し、事前に用意しておくこと
・東京で就職したい理由を具体的に挙げ、上京後入社後のミスマッチを防ぐこと
東京で就職するのは難しいと言われる主な理由4つ
東京の人口の半分近くは地方出身者だと言われているように、「憧れの東京で就職したい!」と考える方は多いですが、地元を離れ、東京で就職することは簡単ではありません。
また、東京就職=ゴールではないので、就職後の生活の具体的なイメージを持つとともに上京前の準備が必須です。
理由①就活に時間がかかり、スケジュール管理が難しい
東京で就職するのが難しいと言われる主な理由としては、就職活動に時間がかかり、スケジュール管理が複雑になることが挙げられます。
東京の企業は地方の企業と比べて相当数の求職者から応募があり、とりわけ選考が長引きやすいです。そのため、地方に住む方が複数の企業に応募し、選考が進めば何度も地方と東京の間を往復しなければなりません。
また上京を繰り返す就活は、勉強やアルバイトとの兼ね合いも考慮し、スケジュールや体調管理が支障なく行えるよう調整しましょう。
ここ数年、一次選考、二次選考であればWEB面談などが利用可能な企業が増えています。
WEB面談であれば、移動費や宿泊費もかからず、パソコンややスマホから参加することができます。ぜひ積極的に活用していきましょう。
理由②移動費の負担が大きい
東京で就活を行うのが難しい理由2つ目は、移動費の負担が大きいことが挙げられます。
就職活動支援サービスを運営するサポーターズの調査結果によると、就活にかかった費用の総額は全国平均で16万1312円、関東在住の学生で平均12万7664円、地方は18万2633円と、地方学生は関東在住の学生と比べて大きな差が生じていることがわかりました。
上京就活chより引用
東京までの交通費や宿泊費、食事代など、選考が進み企業に赴く回数が増えるほど大きな出費となります。金銭面が東京での就活を諦める理由にならないよう、上京を繰り返しても問題ないか、事前に把握しておきましょう。
理由③優秀なライバルが多い
東京で就活を行うのが難しい理由3つ目は、優秀なライバルが多いことが挙げられます。
東京での就職を希望して上京してきたのに就活が上手くいかないという方は「東京に行けばなんとかなる」と漠然とした思い込みをしがちですが、自分よりも優れた志望者が多ければ、希望する仕事になかなか就けない可能性が高いです。
確かに東京は人口が多く、雇用の機会もたくさんあるのでチャレンジしやすい環境ですが、その分同じ条件や企業を志望しているスキルの高いライバルが多く存在します。そのため、やりたいことがあっても資格や経験もないといった場合、選択肢が絞られてしまい、就職活動の成功率は低くなります。
東京では効率や成果を重視する企業が多く、必然的に社内競争の激しい環境に身を置くことになります。あなたが仕事で自分の力を試してみたいと思うのであれば、 挑戦してみる価値はあるでしょう。
理由④求人数が多く、企業の見極めが難しい
東京で就活を行うのが難しい理由4つ目は、求人数が多く、企業の見極めが難しいことが挙げられます。
東京は企業の多さゆえに知名度の低い企業も多いため、地方在住の方は自分から積極的に情報収集しようとしないと企業の情報が集まらず、就活をスムーズに進めることが難しいです。
なかには地方から上京したばかりで、土地勘もないような学生を狙う悪質な企業もあり、求人を自分の力で優良な企業か見極める必要があります。
そもそも上京すれば簡単に就職ができるわけではないため、早く仕事に就きたい求職者は焦ってしまい、ブラック企業に捕まってしまうこともあります。就職先がブラック企業であることにも気づかず、無理をして働き続けてしまう方もいますが、その結果身体を壊し地元へ帰ることになるケースも少なくありません。
地方出身の方が東京で就職したい場合、就職をサポートしてくれるエージェントを利用したり、事前に企業の業績や評判を調べるなどして、できるだけリスクを減らすことをおすすめします。
地元で就職すればよかったと後悔する主な理由4つ
地方出身者が抱く、東京に対するイメージは良いものであることが一般的かもしれませんが、理想だけで上京すると、現実とのギャップに苦しみ、「地元で就職すればよかった」と後悔する恐れがあります。
PRTIMESより引用
上記の表にように、たくさんの方が東京での就職に期待感を持っています。にも関わらず、下記のように上京後「地元で就職すればよかった」と後悔する方が多いのです。
上京就職した方が後悔するパターン
・地元が恋しくなる
・人の多さに疲れる
・満員電車で疲労する
・競争心の強さについていけない
上京転職LABOより引用
もちろん地方勤務でも東京勤務でも、どちらを選択しても間違いはありません。あらかじめ下記のような地元で就職すればよかったと後悔しやすい理由を知っておくと、働き始めてからも快適な生活ができるでしょう。
理由①東京に知り合いがいない、人間関係関係が希薄
地元で働いていれば親や友人と頻繁に会えますが、東京で就職してしまうとあまり地元に帰れなくなります。それゆえ、就職に伴い上京した方は休日に1人で過ごす場合が多いはず。友人がいない見知らぬ土地での一人暮らしは、慣れるまではつまらないと感じたり、SNSで地元の友人の集まりを目にしたりして寂しい思いをすることがあるようです。
また、東京は様々な人が集まる場所なので、良くも悪くも人間関係がドライなところがあります。あまり人と関わらない方は、その分寂しさを感じることもあるでしょう。
このような理由で、「元々関東在住」「大学から上京して友達がいる」といった場合でない限り、積極的な趣味友作りをしなければ、人間関係はかなり希薄になりやすいです。
理由②毎日通勤ラッシュで混雑する
東京は人口密度が非常に高く、またどの路線でも朝夕の時間帯は通勤ラッシュで混雑するため、通勤するだけでストレスを感じることもあるようです。実際に東京の朝の電車は、スマホを操作することすらできないほど、人が乗車していることも。
また、東京では地方に比べて公共交通機関が発達し、電車やバスの発車時刻が分刻みに設定されており、使い慣れるまでどの路線を使えばよいのか分からないなど、交通が発達していることをデメリットと捉える方も少なくありません。
理由③仕事内容が合わない・ハードすぎる
「やりたいことはなかったけど、東京で働きたかった」といった理由で上京し、何となく仕事を選んでしまった方は、仕事が合わない・ハードすぎるといった理由から、後悔するケースが多いです。
そのため、無計画に自分に合っていない仕事を選ぶと、「上京する前にどんな仕事に就くべきか考えておけばよかった」「東京での生活も楽しくないし、どうして上京したんだろう」と感じる可能性が高いです。
理由④家賃や生活費が高い
東京での生活でネックになるのが、何と言っても家賃や生活費の高さです。東京に住むと食費や生活費はもちろんのこと、家賃も地方に比べてはるかに高いです。
東京はエリアによって家賃の相場は大きく変わるため、エリアを選べば比較的安く住むこともできます。
東京は地方に比べて家賃がかなり高い傾向にあります。1ヵ月当たりの家賃を都道府県別にみると、東京都が77,174円と最も高く、次いで神奈川県が67,907円、埼玉が58,675円、千葉県が56,855円、大阪府が53,603円などとなっています。
エイブルより引用
もちろん家賃が安くても、職場から自宅の最寄駅までの交通費が高くなり、結果的に支払いが高額になる可能性があるので、交通費と家賃のトータルを算出しましょう。
東京就職と地方就職、結局後悔しないのはどっち?
結論から言えば、自身で決断したのであれば、東京で就職しても、地方で就職しても、どちらも正解です!
まず東京就職後に後悔しないポイントは、単純に「東京で働くことに憧れているから」など、東京で働くことの意味を曖昧にせず、東京での就職をしたい理由を明確に持っておくこと。
その一方で、地方就職には、東京就職にはないメリットがたくさんあります。地方就職するか悩んでいる方は、まずは地方にどのような仕事や職種があるのか調べてみて、自分にとって魅力やメリットの多い方を選択をすると後悔することはないはずです。
東京で働くメリット・デメリット
東京には多くの企業が集まっているため、職種や選択肢が豊富で、自分のキャリアプランに合わせた働き方や転職も実現しやすいのがメリット。確かに東京で暮らすと、先ほどからお伝えしているように、家賃や生活費の負担は増えるというデメリットはあります。
しかしそれでも、東京でしかできない仕事なのであれば、東京で仕事を探すのがベターです。
都会での就職、一般的な特徴
・企業数や職種が多く選択肢が広く、キャリアを積みやすい(大企業やベンチャー企業まで)
・給与水準が高い
・家賃や生活費が高い
・会社の近くに住まないと通勤時間が長くなる(電車が混む)
・身近に家族や友人がいない
また、東京で就職すると、企業やその人の能力次第で地方で就職するよりはるかに高い給与が期待できます。東京に就職した場合と地方に就職した場合、就職した直後はそれほど大きな差がないように思えても、生涯を通して稼げる賃金で考えると大きな差があります。
そのため、高いお給料によって仕事のモチベーションが上がる方や、ステップアップしてさらに稼ぎたい方とって、東京就職は魅力的だと言えるでしょう。
dodaより引用
しかし、上京して働く前に「東京で何をしたいか?」「地方ではできないことなのか?」など具体的にイメージすることは必須です。
上京理由が曖昧だと、企業の採用担当者にも意欲を示せず、「地方でも良いのでは?」と思われてしまいますよ。
「東京で働きたいけどどうやって仕事を探せばいいか分からない」と悩んでいる方は、まず就活エクスプレスを活用して、まず一歩を踏み出してみましょう。
地方で働くメリット・デメリット
地元を含む地方で就職すれば、家族や友人が身近にいて、幼いころから慣れ親しんだ場所で地元への貢献ができるという良さがあります。
しかしその反面、知り合いが多く、遊ぶ場所も限られるとなると、好奇心が強い方にとっては、地方での暮らしを退屈に感じてしまうことが考えられます。
地元での就職、一般的な特徴
・都会と比較し、企業数が少ない
・給与水準が低い(企業による)
・家賃や生活費が安い
・地域によっては交通手段が少ない
・慣れ親しんだ環境で暮らせる
・家族や友人が身近にいる
・周囲に知り合いが多いほど窮屈
また、地方では会社の数や職種が都会と比べると少なく、給与も低い傾向にあります。そのため、転職しようと思ったときになかなか希望に合う条件の企業を見つけにくいというデメリットがあります。
さらに、地方の場合は物価が安いことから家賃や食費は安く済むものの、移動に車が必須だったり、寒い土地なら暖房代も高くなります。地方ゆえの出費もあることを理解した上で、地方就職を検討しましょう。
「地方就職がしたい、でもどう進めていいのかよくわからない」という方には、地方就職に特化した就職エージェントを活用することをおすすめします。より地域に特化した求人の紹介が可能で、効率的な就職活動のサポートを受けられます。
東京の大学から地方就職するのはアリ?
東京の大学から地方就職するという選択は、実は珍しいことではありません。
実際に、東京の大学に通っていても、「Uターン就職」を希望する学生は多いって知っていますか?
※Uターン…進学・就職で地方から都心に出てきた人が、自分の地元に戻って働くこと
※Iターン…首都圏で育って就職した人が、地方に居住してその土地で働くこと
確かに東京でできることは多いですが、東京でできることは他の地域でもできる場合があり、東京以外で就職した方が自身のメリットになることもあるでしょう。「自分の夢は東京でないと叶わない」など強い理由がなければ、無理に東京で就職する必要はありません。
朝日新聞より引用
また、地方出身の方は、「慣れ親しんだ土地で働きたい」という思いを抱いたり、地元以外の世界に出たからこそ、逆に地元の良さに気づくこともあるでしょう。
いずれにしても、仕事以外での苦労も考慮し、東京で就職するか地方で就職するか、慎重に決めましょう。
大学卒業後に地元に帰る割合
大学卒業後に地元就職を希望する学生は60%ほどと、比較的多い割合となっています。大学進学のタイミングで上京したものの、大学卒業後は地元で就職する選択をする方は意外と多いということですね。
マイナビ、「2022年卒 大学生Uターン・地元就職に関する調査」を発表
地元就職希望率が2017年卒以来5年ぶりに増加|約6割の学生が地元(Uターン含む)就職を希望
・57.8%の学生が地元(Uターン含む)就職を希望。前年比2.9pt増で、2017年卒以来5年ぶりに増加に転じる
・働く場所が自由になった場合、48.2%の学生が「地方の企業に勤めたい」、57.0%が「地方に住みたい」と回答
・地元企業への就職活動で「交通費」が障害だと感じる学生は、前年比12.7pt減の13.3%。就職活動のオンライン化が進む
PRTIMESより引用
なお、就職に伴い地元に帰る必要がある学生は、地元にある複数の企業の中から「どのような理由で企業を選んだのか」「就業の際に求めているもの」を明確にしておく必要があります。
ただし、せっかくUターン就職を果たしたものの生活環境に馴染むことができず、会社を退職して学生生活を送った地に逆戻りするケースも多く見られます。
-
就職氷河期っていつ?世代や年齢って?今もまだ氷河期なの?
こんにちは!いずもです! よく「就職氷河期」や「就職超氷河期」などと言われますが、実際いつなのかと聞かれたら、「氷河期は令和まで続いているのでは?」という声も聞こえてきそう ...
続きを見る
まとめ
「地方より東京の方が求人が多い」「大都市でキャリアアップしたい」「華やかで生活に便利な東京に住みたい」という考えで東京で就活したいと思っていませんか?東京での就職は「東京=成功できる」といったイメージが持たれがちですが、安易な考えで東京での就職を決めると後悔する可能性があります。
事実、このような状態ではたとえ複数の企業に応募しても、「志望動機が弱い」「やりたいことが選びきれていなかった」などが原因となり、結果的に就活が長引くことがあります。
また一方sで、大学卒業後、地元に帰る割合は高く、東京の大学から地方就職を希望する学生さんは多いです。もし、東京での就職を希望する方は、まず「東京で実現したいこと」「地方ではできない理由」を明確にしましょう。
就職後に後悔しないために、就職サイトを活用し、具体的なキャリアビジョンをイメージするなど、就職後のミスマッチを減らしてみてくださいね。
抑えておくべきポイント
<東京就職のメリット>
・企業数や職種が豊富
・キャリアを積みやすい
・給与水準が高い
<東京就職のデメリット>
・家賃・生活費が高い
・通勤電車が混む
・身近に家族や友人がいない
<東京就職が難しい理由>
・就職活動に時間がかかり、スケジュール管理が複雑になる
・移動費の負担が大きい
・優秀なライバルが多い
・企業数が多く、企業の見極めが難しい
<東京就職を成功させるポイント>
・就活や引っ越しにかかる費用を把握し、事前に用意しておくこと
・東京で就職したい理由を具体的に挙げ、上京後入社後のミスマッチを防ぐこと
↓就職情報Twitterもこちらからご活用ください!
この職種に就職はやめとけ!失敗しないためのポイントはコレだ!!
-
この職種に就職・転職はやめとけ!失敗しないためのポイントはコレだ!!
[no_toc] こんにちは!いずもです! 就職・転職の職種を決めるのって、ホントに大変ですよね…。私も就職を決めるときにはとても悩んだり迷ったりしていました。そんな中、臆病な私が一番気 ...
続きを見る
「就職」のいろいろな悩みを解決!良い就職活動にするポイントはコレ!
-
「就職・転職」のいろいろな悩みを解決!良い就職活動にするポイントはコレ!
こんにちは!いずもです! 誰もが経験する「就職」。でも、この就職(転職も含め)を良いものにするにはいろいろな苦難を乗り越える必要があります。 また、その苦難を乗り越える事こ ...
続きを見る