実は益虫!?タカアシグモは人間のミカタでヒーロー!その生態とは?

こんにちは!いずもです!

 

日常生活の中で、厄介な存在なのが害虫と呼ばれる虫たちですよね。そんな中、害虫を退治してくれるヒーロー的存在である益虫のタカアシグモ。本記事では、このタカアシグモについて詳しく解説していくので、気になる人は、是非参考にしてみて下さい。

 

 

いずみ
この記事の結論でもあるタカアシグモの特徴はこちらです!

 

タカアシグモの特徴

・衛生害虫を捕食する
・巣を作らない
・消化液には殺菌作用がある
・臆病な性格
・間接的なムカデ除けになる

 

いずも
では、これらを詳しく説明していくよ!

 

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タカアシグモとは

タカアシグモとは、家の中や外で見かけることのある大型のクモで、太く長く伸びる足を持つのが特徴です。別名を「軍曹」とも呼ばれています。

 

クモは小さくても、グロテスクな見た目をしていますよね。そんな中、大きなタカアシグモは見た目のインパクトも強く、恐怖に感じる人もいると思います。しかし、タカアシグモの生態を知れば、意外と上手く共存してみようかな?と感じる人もいるのではないでしょうか。(いないか?)

 

 

タカアシグモの生態

タカアシグモ(足高蜘蛛)は、灰褐色をしておりまだら模様のある、アシダカグモ科に属するクモの一種です。元々日本にいなかった外来種で、1800年代後半(江戸時代後半)に長崎県で初めて報告されました。

 

日本が移入を希望したのではなく、原産国のインドもしくは南西地方からの荷物に紛れて移入したのではないかと考えられています。タカアシグモのメスとオス別の身体的特徴は、以下の通りです。

 

オス:体長は10mm~25mm
頭胸部の後半部分に黒っぽい斑紋がある
9回の脱皮の後成虫になる

メス:体長は20mm~30mm
頭胸部の前縁に眼列の前に白い帯がある
10回の脱皮の後成虫になる

 

平均寿命は5年~7年で、メスの方がやや長生きの傾向にあります。しかし、希に10年生きる個体も見られるので、寿命は生息している環境に左右されるでしょう。

 

また、本州の多くの場所では「タカアシグモ」と呼ばれ認識されていますが、所変われば品変わるという言葉がありますよね。その言葉の通り、日本国内でも場所が変わればタカアシグモの呼び名も変わり、熊本県ではヌスットコブ・沖縄県石垣島ではヤクブなどと呼ばれ認識されています。

 

タカアシグモが益虫といわれる理由

タカアシグモが益虫といわれるのには、タカアシグモの生態そのものにあります。見た目こそグロテスクなタカアシグモですが、捕食する主な昆虫は以下のように、

・ゴキブリ
・ハエ
・バッタ
・蚊
・蛾 など

といった衛生害虫といわれる人間や家畜に害を与える昆虫やダニ類です。人にとって害となる衛生害虫のみを綺麗に捕食します。

 

食欲も旺盛で、タカアシグモが一戸建ての家に2~3匹家にいると、約半年ほどでゴキブリが全滅するほどです。その捕食する様子から、1800年代後半に海外からの荷物に紛れて移入したタカアシグモですが、ゴキブリを駆除するために1800年代後半に輸入されたのではないか、ともいわれます。

 

また、タカアシグモは成虫になると約20cmの大きさになる個体も存在します。そのため、小型のネズミも希に捕食するので、衛生害虫のみならずネズミ駆除にも一躍してくれる益虫といえるでしょう。

 

タカアシグモは巣を作らない

一般的なクモはお尻からしおり糸と呼ばれるを糸出して巣を作りますが、タカアシグモは巣を作らない徘徊性のクモです。クモはしおり糸で巣を作って獲物を捕食する「造網性(ぞうもうせい)」と、自ら徘徊して獲物を捕食する「徘徊性(はいかいせい)」の2つに分類されます。

 

タカアシグモは、その後者の徘徊性のクモなため、巣を持たず自らの足で獲物を捕まえに行くのです。だからといってしおり糸を使用しないわけではなく、高いところから降りる際には、しおり糸を使います。

 

基本的にタカアシグモは他のクモのように巣を作らないので、家に居たとしても巣をとって掃除をする手間がかかりません。

 

タカアシグモの繁殖

タカアシグモの繁殖期は5月~8月頃の夏季です。徘徊性のクモは巣を作らないのにどこで繁殖をするのかというと、母グモが平均300個程度の卵を糸で包み常に持ち歩きます。

 

夏季に白い丸い物を持ってるタカアシグモを見かけた場合は、卵嚢(らんのう)を抱えた母グモと考えて間違い在りません。幼虫が生まれる前まで母グモは卵嚢を抱え徘徊し、幼虫が卵嚢(らんのう)から出てくる約7日~10日前になると、壁などの側面に糸で卵嚢を固定します。

 

タカアシグモには消化液に殺菌作用がある

タカアシグモは獲物を見つけると素早く飛びかかって捕食します。捕食の際には消化液を使用しますが、この消化液がポイントです。

 

タカアシグモの消化液には殺菌作用があります。ただ捕食するだけでは、ゴキブリやハエといった衛生害虫の体に付着している病原菌や細菌などが周囲に飛散してしまいますよね。

 

しかし、捕食している最中に殺菌作用のある消化液を使用することで、病原菌や細菌が周りに飛散することがありません。またタカアシグモは捕食した餌の食べ残しをすることもなく、食後は自分の体を綺麗に掃除するため、タカアシグモが獲物を捕食した後の場所はいつも綺麗に保たれています。

 

タカアシグモの臆病な性格

見た目こそ強気なように思えますが、タカアシグモは非常に臆病な性格です。人を見るとすぐさま雨戸の戸袋・天井裏・家具の隙間といった所に隠れてしまいます。

 

また、夜行性で日中は暗い場所に隠れているため、タカアシグモが家にいたとしても遭遇する確立は低いでしょう。臆病な性格なため、基本的に人間に害を与えることはありませんが、危険を察知した際には噛むことがあるので、口元へ手を持って行くといった行動はしないようにして下さい。

 

タカアシグモはゴキブリ除けや間接的なムカデ除けにも?

害虫の中でも、人を噛むことで厄介視されているのがムカデです。湿気が多く暗い場所を好むムカデは、タカアシグモと捕食するものが似ています。

 

ゴキブリやハエを含む衛生害虫を捕食するタカアシグモですが、害虫であるムカデは捕食しません。希に成虫が自分より小さなムカデを捕食することはあっても、自分より大きなムカデには負けてしまうため、食べないのです。

 

しかし、ムカデもタカアシグモと同じように、ゴキブリやバッタなどの小さな昆虫を捕食しています。そのため、タカアシグモが家に住むゴキブリを代表とした衛生害虫やバッタを食べ尽くしてしまうと、ムカデも食べるものがなくなってしまいますよね。

 

そうなると、ムカデも食べるもののいるベルの場所へ移動します。よって、直接的ではありませんが、タカアシグモが居ることで間接的にムカデ除けにもなるのです。

 

タカアシグモは購入・飼育できる

タカアシグモは、インタネットやペットショップのエキゾチックアニマルを取り扱っている店舗で販売されているので、購入が可能です。平均価格は2,000円前後で比較的安価で購入できます。

 

しかし、タカアシグモは肉食の昆虫です。エサは生餌でゴキブリはもちろん、ミルワーム・トンボ・バッタ・コオロギといった昆虫も食べるので、ゴキブリのみではなくペットショップで販売されているエサでも、飼育できます。

 

タカアシグモをゴキブリ退治の目的で飼う際の注意点

ゴキブリを捕食するタカアシグモですが、放し飼いをするのには注意が必要です。食べるものがその場にあれば問題ありませんが、食べ尽くしていなくなってしまった場合は、また新たに食べるものがいる場所へと行ってしまいます。

 

ゴキブリが居る期間だけ飼う目的でない場合は、しっかりとケージに入れて飼育しましょう。

 

タカアシグモを駆除したい場合

益虫であるタカアシグモですが、どうしても苦手な人も居ますよね。そういった場合は、クモ用の殺虫剤や忌避材などを使用するのがおすすめです。他にも、自宅をこまめに掃除し、綺麗に保つようにしましょう。

 

 

タカアシグモを駆除する場合は、クモのみに焦点を当てて忌避するのではなく、クモが寄ってくる理由となるエサとである、ゴキブリやハエなどの衛生害虫が自宅に居ないようにするのがポイントです。

 

まとめ

タカアシグモは、

タカアシグモの特徴

・衛生害虫を捕食する
・巣を作らない
・消化液には殺菌作用がある
・臆病な性格
・間接的なムカデ除けになる

 

といった点から、益虫といわれます。タカアシグモの「軍曹」という別名も、衛生害虫を綺麗に捕食してくれることに敬意を表した呼び方です。

 

見た目こそグロテスクですが、実は人と共存できる益虫なので、昆虫が苦手ではない限りそっとしておいた方が、自宅から衛生害虫がいなくなるでしょう。

 

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